noReason farm所属の神田あすきです！
私が初めて帝国劇場に足を踏み入れたのは、「Endless SHOCK」を観に行った時でした。ずっと憧れていた舞台をついに観られるというワクワクと、あの帝劇に行けるというドキドキ。劇場の扉を開けた瞬間、その特別な空気に包まれて、一気に胸が高鳴ったのを覚えています。
ふかふかの絨毯、高級感のある装飾、そして目の前に広がるオーケストラピット。どこを見ても美しくて、格式のある空間なのにどこか温かさも感じる場所でした。それは帝国劇場が観客のたくさんの感情を受け止めてくれる懐の深さを持っているからだと思います。
帝国劇場は、舞台に立つ人にとって厳しくも温かい場所だと思います。そこに立つ人は常に最高のものを求められ、中途半端なパフォーマンスをすることは許されない。けれど、「素晴らしい舞台にする」という強い思いを持っている人には力を貸してくれる場所
帝国劇場に立った人がこう言っていました。
「稽古では出来なかったことがなぜか本番だと出来る」
帝国劇場はそんな場所なんだと思います。
しばらく帝劇はお休みに入ります。それは寂しいけれど、きっと幕が上がる時には、また変わらぬ温かさで観客を迎え入れてくれるはずです。
ただの観客としてではなく、素敵な女優としてこの場所に帰ってきたい。そう思える場所に出会えたことが、何より幸せです。
また会おうね、帝国劇場
それじゃあバイビ〜！
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